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or社会に思いをもって行動するイノベーターたちは、その半生の中でどのような作品(書籍・音楽・映像など)と出会い、心動かされてきたのでしょうか。本シリーズでは、社会に向かって生きる方々にお話を伺い、それぞれの人生の“きっかけ”となった作品をご紹介していきます。
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株式会社地域ブランディング研究所 吉田博詞
代表取締役
1981年生まれ。広島県廿日市市出身。筑波大学第三学群社会工学類都市計画主専攻卒業。2004年株式会社リクルート入社、住宅情報ディビジョンにて大手マンションディベロッパーの企画営業担当。2005年から株式会社地域活性プランニングにて、映画やドラマを活用した地域・施設の集客・ファンづくりのコンサルティングに従事。2013年、株式会社地域ブランディング研究所設立。
―きっかけとなった作品はありますか?
資料提供:ジェイ・シネカノン社(http://www.j-cqn.co.jp/)
いっぱいあるんですけど、好きな映画でいうと『フラガール』ですね。まちが危機のなかにあっても、思いをもって自らアクションを起こし、人を巻き込んでいきながら信じてやり抜いていくと、地域の皆さんも協力していって、それがまちの財産になっていく。
「誰か一人の思いから、まちというものは再生できるんだな」っていう、このストーリーが大好きですね。さらに、そこに感動というものを与えると、より人の心が突き動かされていく。
―その作品との出会いは?またその出会いによって、どんなきっかけが生まれましたか?
前職時代、ロケで地域を活性化する仕事をやったりしていた際に少し携わっていて、世の中でも注目されていた作品ですね。最初はそんなに多くの映画館で上映されていたわけでないのに、クチコミで評判が拡がり、ブレイクして、日本アカデミー賞などを取っていまして。
ロケの効果で人も集まるし、かつストーリーというもので地域に良いものを積み上げていくことができる。それで感動した自分がまた行きたくなるみたいな、そういうサイクルを作っていけるんだなと思いました。
―その作品から何を得ましたか?
映画は大好きなのでかなり見ていますけど、(この映画は)なかでも特別ですね。この前久々に飛行機で見ましたが、曲が流れてきただけでもジーンと来ちゃいますね。
信念を持ってやりつづけていったりすると、まちって変えられるんだという、本当にそこを再認知させてくれました。自分もそういう人生を送りたいなと、信念っていうのはどんな状況であろうが折れずに持ちつづければまちを変えるんだと、自分もそういう人間でありたいと思います。
―ありがとうございました。
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